タイガー&ドラゴン 道端竜也 BLコミック
「おっと」。明良から目を逸らしたまま苦々しく呟く。その青い目が驚いたような色を湛えたのを見てしまい、雪耶はぎゅっと目を閉じてセフィエスの胸を両手で叩いた。気持ちいい……。俺は目を閉じた。俯く玲央奈の耳は赤くなっている。「私を覚えていないのか」。
ありがとう……と耳元で囁かれ、感極まって涙がぽろぽろ零れてしまった。これまでは召致されたときだけ足を向ければよかった大神の元に、毎日顔を出すというのはかなりの苦痛だ。なぜ憎まれたのかまでは、推測しようがない。あんなに好きだった隼人よりも、いま目の前にいる皓市を、俺は……――――。
私にもグレイシー柔術の素晴らしさを、機会があったら教えてくださいくらいの、愛想のいいことを言ってみたいものだが、素直に言葉が出てこない。
「テスト中だから」。歳森に、そんなふうに抱いて欲しくなかった。眼下に望む広場や川や森林も、少しずつ墨色に塗り染められてゆく。「あいつの心配もするのか?」。「さっきからそう言ってるだろーが!」。「知ってる。十六歳だ」。
「成人女性って話だから、きっとそうだろうな」。細い腰が直にぶつかる。
ボーイズラブ小説作品紹介
事故で両親を失い多額の賠償金を支払わなければならない望の前に、ひとりの男が現れた。彼は日比野家の弁護士・支倉と名乗り、望を引き取りたいと申し出たが、『日比野』とは母が逃げ出してきた実家のことだった。切実な金銭的事情により断ることもできず、日比野家に足を運んだ望は、そこで遥遼という美しい青年と出会う。とある事情から蔵の中に閉じこめられたままでいる遥遼に、望は次第に惹かれはじめて――。
タイトル:楽園までの距離
著 者 名:高月まつり
レーベル:アクア文庫
発 行 元:オークラ出版
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ところで、ただいま道端竜也について興味を持つようになってきたところです。何