ジャニメン 野村義男 BL小説
「ほっとけ」。
聖は、堪えている涙がこぼれるのも構わず首を横に振り、ぎゅっと噛んでいた唇を開いて噛み付くような勢いで言った。「死んだ男達の亡霊が邪魔をするなら、ここで天人がすべてを薙(な)ぎ払ってやる。怨霊(おんりよう)退散だ。シオンを諦(あきら)めろ。シオンはこの天人のものだ」。「ちょっ、ちょっと先生!?どうしたんだよ。何、やっ、あっ!」。エレベーターの前に続いて、二度目の口づけは、まるで家族がくれるおやすみのキスのように優しい。
同じ朝を迎え、朝食をとり、それぞれが仕事に出かけ、バラバラの時間に帰宅し、そして同じ夜を迎える。「お前が静かだと、不気味だ」。「汚いですが…その、適当に座ってください」。ふ、とアリが微笑む。家族とも行き来がほとんどなく、知人友人も少ない。「もう行く時間?」。
自分のどこをどう見れば〈色っぽい〉というのか、星野にはまったく理解ができなかった。「おい、中学生がひとりでふらふらしてんじゃねえぞ」。動きの止まった隙に、雅也の身体がのしかかる。一般の見物客として、ああいう場所に来るようなタイプには見えないし……。ぎゅっと目を閉じ、慶斗はうるさいくらいにばくばくする心臓を押さえた。もがき叫んだ言葉が、息を呑んだ音で消えてしまう。「ほら、顔出せ、難波。窒息するぞ」。
桂がポロポロと涙を零す。「い、衣緒くんと夏休みにでもロンドンに行こうかって話しただけで……まだ決めてはいないです」。
ボーイズラブ小説作品紹介
俺・友貴は平凡な家庭に育ったごくフツーの大学生。コンパの帰りに意識を失い、目覚めればなんと手足を縛られ監禁されてしまっていた!男の俺を誘拐した目的はなんなんだ?さらに全裸にする理由は?そのうえ背筋がゾクゾクするような気持ち良さは一体……って……!?
タイトル:スパイラル・トラップ
著 者 名:綺月陣
レーベル:講談社X文庫、 ホワイトハート
発 行 元:オークラ出版
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ところで、このごろ、野村義男について興味を持つようになってきた私です。なにかとネットを閲覧してみるようになりました。いままで野村義男について大して知らなかった点もあった